FASHION
ロエベが選んだ世界の美しい手仕事が六本木に集結。
November 14, 2017 | Fashion, Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
4月、マドリードで開催され話題を呼んだ第1回『ロエベ インターナショナル クラフト プライズ』が〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉に巡回します。
いまやメゾンを代表するファッションブランドとして不動の地位を確立しているロエベだが、そもそもは1846年、スペインのマドリードで皮革製品の工房としてスタート。現クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンも就任以来、「クラフトはロエベの真髄」と、濱田窯やジョン・アレン、ウィリアム・モリスなど、先進的な感覚を持つ手仕事の巨匠たちと多数コラボレーションしてきた。
そのロエベが2016年、現代に生きる職人たちの美しい手仕事を世界中から見出す『ロエベ クラフト プライズ』を立ち上げた。初回の応募作品は5大陸75か国の20代から80まで約4,000点。中から建築家アナツ・サバルベアスコア、ヴィトラ元最高経営責任者のロルフ・フェールバウム、ロンドン デザイン ミュージアム ディレクターのディヤン・スジック、ドローグ デザイン共同設立者ハイス・バッカー、デザイナー深澤直人、建築家パトリシア・ウルキオラ…錚々たる審査委員が26名のファイナリストを選出し2017年4月、マドリードで展示した。この展覧会がニューヨークを経て11月、アジアで初めて六本木の〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉に巡回する。
そのロエベが2016年、現代に生きる職人たちの美しい手仕事を世界中から見出す『ロエベ クラフト プライズ』を立ち上げた。初回の応募作品は5大陸75か国の20代から80まで約4,000点。中から建築家アナツ・サバルベアスコア、ヴィトラ元最高経営責任者のロルフ・フェールバウム、ロンドン デザイン ミュージアム ディレクターのディヤン・スジック、ドローグ デザイン共同設立者ハイス・バッカー、デザイナー深澤直人、建築家パトリシア・ウルキオラ…錚々たる審査委員が26名のファイナリストを選出し2017年4月、マドリードで展示した。この展覧会がニューヨークを経て11月、アジアで初めて六本木の〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉に巡回する。
同時に開催された授賞式で大賞に選ばれたのはドイツの木工作家、エルンスト・ガンペールの《Tree of Life 2》。嵐により倒れた樹齢300年のオークを生のままろくろで削り、亀裂や木の収縮率をそのままに作った大きな壺だ。また秀逸な作品が多かったため急遽設けられた特別賞に、日本から神代良明のガラス作品《Structural Blue》と、メキシコからアステサニアス・パクニアの《Tate Curiata》が選ばれた。これらを含めファイナリストによる全作品が東京にやってくる。世界が誇る美しい手仕事が一堂に会するこの機会をお見逃しなく!
第2回受賞者は2018年、パリで発表予定です。
第2回受賞者は2018年、パリで発表予定です。
『ロエベ インターナショナル クラフト プライズ』
〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉