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ミラノで開催中!〈ドルチェ&ガッバーナ〉が探求するイタリアの美意識と手仕事の華麗なる世界。
『カーサ ブルータス』2024年7月号より
May 31, 2024 | Fashion, Architecture, Art, Design, Travel | PR | photo_Michael Adair text_Sanae Sato
ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナにインスピレーションを与えてきたイタリアの重厚な文化と伝統、それを支える優れた職人技。その真髄を味わえるエキシビション『From the Heart to the Hands: Dolce&Gabbana』がイタリア・ミラノの〈パラッツォ・レアーレ〉で開催されています。
10の部屋から解き明かされる、〈ドルチェ&ガッバーナ〉の起源。
ミラノのドゥオモのすぐ隣、かつてナポレオンも暮らした18世紀ネオクラシック様式の〈パラッツォ・レアーレ〉で現在開催されている〈ドルチェ&ガッバーナ〉のエキシビション。『From the Heart to the Hands』というタイトルは、心から生まれたアイデアを、手で形にしていくことを意味している。キュレーションを手がけたのは、これまでにも数々の企画を成功に導いてきた著名な教授、作家のフロランス・ミュラーだ。
展示はフランスのオートクチュールに相当するウィメンズ「アルタ モーダ」を中心に、メンズ「アルタ サルトリア」、アクセサリー「アルタ ジョイエッレリア」(すべて一点物)をテーマごとに再編集。10の部屋を巡ることで〈ドルチェ&ガッバーナ〉のインスピレーション源であるイタリアの豊かな文化や伝統、それを支える職人技に触れることができる。
展示はフランスのオートクチュールに相当するウィメンズ「アルタ モーダ」を中心に、メンズ「アルタ サルトリア」、アクセサリー「アルタ ジョイエッレリア」(すべて一点物)をテーマごとに再編集。10の部屋を巡ることで〈ドルチェ&ガッバーナ〉のインスピレーション源であるイタリアの豊かな文化や伝統、それを支える職人技に触れることができる。
「2012年に、私たちは夢だった「アルタ モーダ」コレクションを実現しようと決めました。多くの人からパリでの発表を勧められましたが、自国の素晴らしい技術やクラフツマンシップに賭けてみたいと考え、ファッション、アクセサリー、ジュエリーを通じてイタリア文化を探求することにしたのです」とドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナは語る。
「まず私たちのルーツであるシチリア、タオルミーナのコレクションからスタートし、毎年開催地の芸術家や職人のアトリエを訪れては、その地域ごとの伝統や傑作を伝えてきました。布地の選定から細部に至るまで、品質、独自性、メイド・イン・イタリーであることを大切にしています。これらのコレクションは、私たちの創造性の究極の表現であるとともに、イタリア各地の芸術とクラフツマンシップそのものでもあります」
「まず私たちのルーツであるシチリア、タオルミーナのコレクションからスタートし、毎年開催地の芸術家や職人のアトリエを訪れては、その地域ごとの伝統や傑作を伝えてきました。布地の選定から細部に至るまで、品質、独自性、メイド・イン・イタリーであることを大切にしています。これらのコレクションは、私たちの創造性の究極の表現であるとともに、イタリア各地の芸術とクラフツマンシップそのものでもあります」
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