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デニムブランド〈G-Star RAW〉とマーティン・バースがコラボしたアートが、ミラノデザインウィークに登場。
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オランダ発のデニムブランド〈G-Star RAW〉とアーティスト/デザイナーのマーティン・バース。両者がタッグを組んだコラボレーションアイテムとアート作品が、ミラノデザインウィークでお披露目に。自社製品の廃棄デニムを使用し、“More or Less(より多くを求めるか、それとも減らすことを求めるか)”というジレンマを表現した。
4月に行われたミラノデザインウィーク。世界中の注目が集まる場で、〈G-Star RAW〉は「More or Less」展にて廃棄デニムを用いたアート作品やプロダクトを発表した。コラボレーションの相手に選んだのは、既成概念を打ち破るデザインで知られ、〈ニューヨーク近代美術館〉などの世界的ミュージアムに作品が所蔵されるほか、ハイブランドとの恊働もおこなうアーティスト/デザイナーのマーティン・バース。
ジーンズの形を象った3つのキャビネットは、ブランドが顧客から回収した廃棄デニムを再利用したもの。素材は、デンマークのテキスタイルメーカー〈クヴァドラ・リアリィー(Kvadrat Really)〉が今作のために特別に開発した。展示会場の中央で異彩を放った巨大なアート作品では、15mものジェット機を廃棄デニムで覆った。
ジーンズの形を象った3つのキャビネットは、ブランドが顧客から回収した廃棄デニムを再利用したもの。素材は、デンマークのテキスタイルメーカー〈クヴァドラ・リアリィー(Kvadrat Really)〉が今作のために特別に開発した。展示会場の中央で異彩を放った巨大なアート作品では、15mものジェット機を廃棄デニムで覆った。
展覧会のタイトルとなる「More or Less」とは、常に新しいプロダクトを求める消費欲求と、地球環境のためにできるだけ生産活動を減らすべきという現実の間に、消費者やブランドが挟まれているジレンマの状態を指したもの。多くのブランドの新作アイテムが一堂に会するミラノデザインウィークという場でこのテーマを掲げた、〈G-Star RAW〉とマーティン・バースの挑戦的な姿勢を表すのが、このキャビネットでありアート作品だ。
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