FASHION
アレッサンドロ・ミケーレの世界観に没入する展覧会。
『カーサ ブルータス』2021年10月号より
| Fashion | a wall newspaper | text_Jun Ishida
フィレンツェの『グッチ ガーデン アーキタイプ』が東京に。アレッサンドロ・ミケーレの想像力を体感しよう。
フィレンツェの〈グッチ ガーデン〉で開催中の没入型エキシビション『グッチ ガーデン アーキタイプ』が、東京・天王洲にやってくる。
ブランド創設100周年を記念するイベントの一環である本展は、クリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが2015年の就任以来、手がけてきたキャンペーンイメージを用いて表現するものだ。エキシビション名となっている「アーキタイプ」は、イメージの源となる存在=元型を意味するが、アレッサンドロのビジョンや美学、そして哲学を映し出すキャンペーンイメージはグッチの世界観のアーキタイプである。
会場デザインはイタリアのデザインスタジオ、アルキヴィオ・ペルソナーレ。各展示室の映像がマルチスクリーンに映し出された入口に始まり、1968年のパリ「五月革命」(2018年 プレフォールコレクション)の雰囲気を伝えるグラフィティ、眠らない街・東京の夜(2016年 秋冬コレクション)を表現するスパンコールの壁面など、アレッサンドロの脳内に入り込むような、臨場感溢れる空間が出現する。
ブランド創設100周年を記念するイベントの一環である本展は、クリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが2015年の就任以来、手がけてきたキャンペーンイメージを用いて表現するものだ。エキシビション名となっている「アーキタイプ」は、イメージの源となる存在=元型を意味するが、アレッサンドロのビジョンや美学、そして哲学を映し出すキャンペーンイメージはグッチの世界観のアーキタイプである。
会場デザインはイタリアのデザインスタジオ、アルキヴィオ・ペルソナーレ。各展示室の映像がマルチスクリーンに映し出された入口に始まり、1968年のパリ「五月革命」(2018年 プレフォールコレクション)の雰囲気を伝えるグラフィティ、眠らない街・東京の夜(2016年 秋冬コレクション)を表現するスパンコールの壁面など、アレッサンドロの脳内に入り込むような、臨場感溢れる空間が出現する。

『GUCCI GARDEN ARCHETYPES』
〈B&C HALL/E HALL〉
東京都品川区東品川2-1-3 TEL 0120 99 2177(受付10時〜21時)。9月23日〜10月31日(日時要確認)。11時〜20時(金・土・祝前日〜21時)。無料。事前予約制(グッチ公式LINEアカウントにて9月13日より受付開始)。
