FASHION
45年間の活動を振り返る「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」展が開催!
January 8, 2016 | Fashion, Design | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto editor_Akio Mitomi
3月16日より六本木・国立新美術館でデザイナー・三宅一生の展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」展が開催される。三宅が活動を開始した1970年から現在に至るまでの約45年間の仕事を集約した大規模展示だ。
伝統的な技法と最先端の技術を応用しながら独自の服づくりを行うデザイナー・三宅一生。既成概念にとらわれることのない自由な発想、独自の素材づくりから生み出される彼の衣服には、革新性と着心地の良さを兼ね備えた普遍的な魅力がある。
本展では、「一枚の布」のコンセプトを基にして、自由な発想や革新性、伝統、環境への配慮など、あらゆるテーマへ挑戦を続ける三宅のものづくりを3つの展示空間で構成して紹介する。
ルームAでは本格的に活動を開始した1970年代の服を展示。ルームBでは1980年代、身体に焦点を合わせた服のシリーズを紹介する。ルームCでは、三宅のもっとも革新的な側面をいくつかのテーマに分類して展示する。着る人の体型に関わらず身体に気持ちよくフィットし、ひだがつくる美しい表情が特徴のPLEATS PLEASEの服も登場し、独自の「製品プリーツ」の制作過程が見られるという。
本展では、「一枚の布」のコンセプトを基にして、自由な発想や革新性、伝統、環境への配慮など、あらゆるテーマへ挑戦を続ける三宅のものづくりを3つの展示空間で構成して紹介する。
ルームAでは本格的に活動を開始した1970年代の服を展示。ルームBでは1980年代、身体に焦点を合わせた服のシリーズを紹介する。ルームCでは、三宅のもっとも革新的な側面をいくつかのテーマに分類して展示する。着る人の体型に関わらず身体に気持ちよくフィットし、ひだがつくる美しい表情が特徴のPLEATS PLEASEの服も登場し、独自の「製品プリーツ」の制作過程が見られるという。
三宅は服づくりを通して積極的にデザインと交わってきた人でもある。ルームA、Bでは吉岡徳仁が空間デザインを担当し、今回のために新たにデザインされた「グリッド・ボディ」を用いた展示を行う。ルームCでは佐藤卓が会場デザインを手がけ、三宅のものづくりに対する革新的な姿勢を伝える。佐藤は本展のヴィジュアルデザインも担当している。
本展を通じて、衣服を時代とともに移ろう「ファッション」ではなく、生活と密接に結びついて生まれる「デザイン」として捉える三宅の思想を随所に感じることができるはずだ。
本展を通じて、衣服を時代とともに移ろう「ファッション」ではなく、生活と密接に結びついて生まれる「デザイン」として捉える三宅の思想を随所に感じることができるはずだ。
MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事
〈国立新美術館〉