DESIGN
京都とフランス・パリ 白の世界 〈TEBACO〉が祇園に期間限定オープン!
| Design, Travel | casabrutus.com | text_Kaori Nakada
“豊かな暮らし”を発見する場〈TEBACO〉が、京都・祇園に登場した。
京都の“季節”に焦点をあて、“豊かな暮らし”を発見する場〈TEBACO〉。〈ジェイアール京都伊勢丹〉の〈TEBACO〉がこの秋、初めて祇園で期間限定ショップ〈祇園TEBACO〉としてオープンする。期間は10月16日まで。場所は西洋のアンティークと現代作家の作品を取り扱うギャラリー〈昂K Y O T O〉などが入居する〈ZENビル〉と、その向かいのギャラリー〈空・鍵屋〉だ。
今回の〈TEBACO〉のテーマは、京都・パリ友情盟約締結60周年を祝うアートの祭典「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2018」を記念して「ブランシュ=白」に。京都とフランスで培われてきたモノ作りや職人によるアート作品の展示やドリンク、菓子などが先行販売される。またトークショーやワークショップなど、さまざまなイベントも開催されている。
今回の〈TEBACO〉のテーマは、京都・パリ友情盟約締結60周年を祝うアートの祭典「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2018」を記念して「ブランシュ=白」に。京都とフランスで培われてきたモノ作りや職人によるアート作品の展示やドリンク、菓子などが先行販売される。またトークショーやワークショップなど、さまざまなイベントも開催されている。
会場では、室町時代から継承されてきた志野流香道・次期家元、蜂谷宗苾若宗匠と江戸時代から続く京都の〈山田松香木屋〉が手がけた練香や蜂谷宗苾若宗匠監修のもと祇園町に店を構える吹きガラスのショップ〈PONTE〉と京都のレザーブランド〈緙室s e n〉の職人が、特別に制作した香炉・火道具も販売された。また唐紙の技術を今に伝える〈かみ添〉が18世紀パリのドミノペーパーを古式で制作する〈アントワネット・ポワソン〉と技術のコラボレーションをしたカードや額装、紙箱などを購入することができる。
さらにアール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家、エミール・ガレがジャポニスムに影響され製作した花器に、京都で活動する大黒晃彦が自ら育てた山野草を生けた作品がお披露目されるなど、今回のために製作された品々が会場を彩る。その他〈アントワネット・ポワソン〉〈かみ添〉〈kanae〉によるワークショップや、トークイベントなど、京都とフランスの文化に触れられるイベントも楽しみだ。
そして“食”にも注目したい。今年12月(一部11月)よりリニューアルする〈ジェイアール京都伊勢丹食品フロア〉に新しく出店するフランスの菓子ブランド〈ラ・サブレジエンヌ〉や〈ラ・メゾン・ジュヴォー〉、〈シャンパーニュ バイ フェルナンド〉の洋菓子やシャンパーニュがひと足早く会場にお目見え。京都からは老舗菓子司〈鍵善良房〉の限定干菓子も発売される。期間中はフードイベントも開催する。詳細はホームページでチェックしよう。
『TEBACO × ニュイ・ブランシュ KYOTO 2018 京都とフランス・パリ 白の世界』
〈祇園TEBACO〉京都市東山区祇園町南側570-107 空・鍵屋 / ZENビル 〜10月16日(10月9日休)。12時〜18時(5日〜16時、19時30分〜21時、6、7日〜20時)。
