皆川 明×アンヌ・ブラックがコラボした新作陶器に夢中!
November 9, 2017 | Design, Art, Fashion | casabrutus.com | photo_Kenya Abe text_Masae Wako
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皆川×アンヌの協働作品。フラワーベースやプレートなど昨年冬にデンマークで制作したものと、東京でつくったものを合わせて11月10日から展示販売する。
11月1日、東京での制作風景。左がデンマークの人気陶芸家アンヌ・ブラック。
アンヌがつくった形を見て即興で装飾を施す皆川。フラワーベースは「左右対称のシェイプなので、少しだけ影や動きが出るような装飾を」。
日本を代表する陶芸の里・信楽の土を使ってフラワーベースを成形するアンヌ。「初めて使う土ですが、いつもと同じ気持ちで臨んでいます。雰囲気がいいからかしら。ふふ」。
迷いのない線に、陶作家、安藤雅信と繰り返した作品づくりの経験が生きている。
今回絵付けした焼成前の作品たち。アンヌが「木」として作った形に皆川が「顔」を絵付けした。即興で描いた表情がユニーク。誰かに似てる?
デンマークから日本へ輸送した際に割れてしまった皿にも、皆川は楽しげに絵付けした。
かぼちゃ? ひょうたん? 素焼きしたフラワーベースに絵付けしたもの。下描きのラインが見えるのもレア。
アンヌがデンマークでつくったものを、皆川が東京で絵付けした。「僕の理想は“主題を受け止める器”。主役は花や料理なので、主張しすぎないように心がけています」と皆川。