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元は温水プールだった〈ジブリの大倉庫〉。プールの監視室だった部屋は、いま何の部屋?【今日のカーサ検定】

| Design, Architecture, Culture, Travel | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『ついにオープン! 【ジブリパーク検定】』より | text_Tami Okano

カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【ジブリパーク検定】から一問。

● 【ジブリパーク検定】世界中から愛されるスタジオジブリの建築・デザイン

photo_Takemi Yabuki (W)
photo_Takemi Yabuki (W)
【問題】
〈ジブリパーク〉第1期開園のメインエリア〈ジブリの大倉庫〉は、元々は温水プールの建物をコンバージョンしたもの。プール時代に監視室だった部屋は、いま何の部屋?


(A)にせの館長室

(B)ネコバスルーム

(C)企画展示室



  ↓

  ↓

  ↓




正解は……

「(A)にせの館長室」

です。


〈ジブリの大倉庫〉の“にせの館長”はなんと、あの『千と千尋の神隠し』に登場する湯婆婆。〈油屋〉の経営主であり強力な魔力をもつ湯婆婆が、ここ〈にせの館長室〉で仕事をしている……。

中をのぞき込むと、転がる三つの頭(かしら)を前に、契約書を撒き散らしながら仕事に没頭する湯婆婆の姿が見られる。場所は〈ジブリの大倉庫〉2階。柱をはじめ、プールの監視室だった頃の躯体をそのまま生かしており、円形の外観を見上げると、そこはかとなく監視室時代の名残も感じられる。
〈にせの館長室〉を見上げるのは、宮崎吾朗監督。photo_Keisuke Fukamizu
〈にせの館長室〉を見上げるのは、宮崎吾朗監督。photo_Keisuke Fukamizu
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