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柳宗理が感銘を受け、戦争に招集されたときも大切に持ち歩いていた本とは?【今日のカーサ検定】
| Design | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『【柳宗理検定】日本が誇るプロダクト・デザイナー。』より | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano Illustration_Yoshifumi Takeda 資料提供:柳工業デザイン研究会
カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【柳宗理検定】から一問。
● 【柳宗理検定】日本が誇るプロダクト・デザイナー。
【問題】
柳宗理はある本に感銘を受け、戦争に招集されたときもリュックに入れて大切に持ち歩いていました。しかしあまりの重さに疲れ切ってしまい、泣く泣く戦地のジャングルに埋めてきたといいます。さて、その本とは次のどれでしょう?
(A)ベンヤミン『複製技術時代の芸術』
(B)ヴァルター・グロピウス『デッサウのバウハウス建築』
(C)ル・コルビュジエ『輝く都市』
↓
↓
↓
正解は……
「(C)ル・コルビュジエ『輝く都市』」
です。
柳は前川國男が訳したル・コルビュジエの『今日の装飾芸術』を読んで感動し、まだ翻訳されていないものも読みたいとアテネ・フランセでフランス語を猛勉強しました。そして『輝く都市』のフランス語版を入手。「どうせ死ぬならル・コルビュジエと一緒に死のうと思って」戦地まで持参したのです。
※『輝く都市』の書名は1956年、坂倉準三訳で丸善から出版された本に準ずる。
柳宗理はある本に感銘を受け、戦争に招集されたときもリュックに入れて大切に持ち歩いていました。しかしあまりの重さに疲れ切ってしまい、泣く泣く戦地のジャングルに埋めてきたといいます。さて、その本とは次のどれでしょう?
(A)ベンヤミン『複製技術時代の芸術』
(B)ヴァルター・グロピウス『デッサウのバウハウス建築』
(C)ル・コルビュジエ『輝く都市』
↓
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正解は……
「(C)ル・コルビュジエ『輝く都市』」
です。
柳は前川國男が訳したル・コルビュジエの『今日の装飾芸術』を読んで感動し、まだ翻訳されていないものも読みたいとアテネ・フランセでフランス語を猛勉強しました。そして『輝く都市』のフランス語版を入手。「どうせ死ぬならル・コルビュジエと一緒に死のうと思って」戦地まで持参したのです。
※『輝く都市』の書名は1956年、坂倉準三訳で丸善から出版された本に準ずる。
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