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【最新号ちょい見せ】若葉竜也とプラント・ショッピング。｜『インドアグリーンの新しい教科書』

『カーサブルータス』2024年12月号より

November 11, 2024 | Design | casabrutus.com | photo_Kenta Sawada text_Chisa Nishinoiri grooming_Nori Takabayashi special thanks to EVERYONE

発売中の『インドアグリーンの新しい教科書』から注目ページをご紹介！今回の企画は「若葉竜也とプラント・ショッピング。」……植物愛好歴20年にもなるという俳優の若葉竜也さんが激レア植物がすくすくと育つパラダイスのような園芸店を訪問。マニアックな熱視線を注ぐ、若葉さんの心を射抜いた植物とは。

●PLANT SHOPPING

昨年9月に完成したハウス（予約制）には、巨大なアガベやアロエが地植えされ、まるで原産地に迷い込んだよう。希少な斑入りやハイブリッドアガベなど、珍奇植物が満載。

AGAVE PARADISE
【ハウス案内】

地植えの巨大なアガベにアロエ、希少種がニョキニョキと育つ。

2年ほど前に初めて訪れて以来、俳優の若葉竜也さんが再訪を熱望していたのが〈当麻園芸〉。

「その時は別の園芸店に行く目的だったのですが、なんだかはやりものばかりでしらけてしまって一緒に行った植物仲間と調べて、ここに突撃したんです。そこで個性的で唯一無二の植物たちに出会いました。実生（種子から育てられた植物）のアガベ・ユタエンシスを購入して帰りました」

根強いファンを持つアガベの中でもチタノタ系と人気を二分するユタエンシス。この種の特徴である細長い葉の周りに鋸歯と呼ばれるノコギリのようなトゲが形成され、先端から伸びるトップスパインは独特の存在感を放つ。若葉さんもこのトゲに心動かされたよう。

「チタノタ系でいうと、昔からブラック＆ブルーが好きですね。青白肌に真っ黒な鋸歯がたまらなくて。アガベはトゲがいい。陽炎と呼ばれるうねり、錆びたブロンズのような質感、一つ一つ全然ムードが違うので、見ていて飽きない。このハウス内を本気で見ようと思ったら1日いても時間が足りないくらいです」

……続きは最新号『インドアグリーンの新しい教科書』でお楽しみください。

訪れた人：若葉竜也
わかばりゅうや　俳優。1989年東京都生まれ。趣味は観葉植物を育てることで、高校生の頃から園芸店に通い詰めるほど。自宅には植物専用の部屋があり空調や湿温調整もバッチリ。”村社会”実態を暴くスリラー映画『嗤う蟲』が2025年1月公開予定。

訪れた場所：当麻園芸
観葉植物から花や野菜の苗まで扱う植物の生産直売店。3代目の当麻純平さんが2020年よりアロエやアガベに特化したハウス栽培も開始。●埼玉県所沢市北中3−98−2 TEL 042 923 4125。9時30分～17時。無休（8月は全休）。https://www.enjoyflower.com