DESIGN
北軽井沢で、1950年〜70年代に活躍した女性建築家・デザイナーの名作と出会う。
September 27, 2024 | Design, Architecture | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa Presented by Laboratoryy | CASA DE
インテリアスタイリスト・黒田美津子が主宰する〈Laboratoryy〉が、10月11日から14日まで、企画展を開催する。
インテリアスタイリスト・黒田美津子が主宰する〈Laboratoryy〉は、2024年1月、北軽井沢にある1960年に建てられた平屋の山荘を再生させるかたちで、多目的スペース・アトリエ〈Laboratoryy | Fern〉と、ギャラリースペース〈Laboratoryy | Barn〉をローンチした。いずれも企画展開催時、完全予約制で公開されている。撮影スタジオとしても利用可能。
その2つのスペースを舞台に、モダンファニチャーのデザイン黎明期ともいえる1950年代〜70年代に活躍した、建築家、デザイナーの女性たちをフィーチャーした企画展「TRAILBLAZER The Masterpieces of Woman Designers」を開催。デザインの道先案内人だった彼女たちの、たおやかで力強いデザインに着目した同展では、名作を含む貴重なヴィンテージ家具やオブジェがスタイリング展示される。
ディレクションを務めた黒田は、「モダニズムの思想、シンプルで合理的、実用的で機能的、すっきりとしたその精神がたっぷり含まれている作品の数々。そんな憧れを集めて、山の自然環境の中で展示したらどんな景色になるのかな、とあるとき思いついた」と開催の経緯を語る。
会場では、シャルロット・ペリアンがアフリカ、モーリタニアの鉱山町・カンサドのプロジェクトのためにデザインした、サイドテーブルとドロワーのついた大型のソファや、1986 年に、リナ・ボ・バルディが、マルセロ・フェハス、アンドレ・ヴェイナーと共同でデザインしたキッズデスク、アイノ・アアルトの珍しい家具など、時代を超えて愛され続けているファニチャーの数々を展示。ルーシー・リーやルート・ブリュックといった美術館でしか見られないような希少作品もぜひチェックしたい。
ディレクションを務めた黒田は、「モダニズムの思想、シンプルで合理的、実用的で機能的、すっきりとしたその精神がたっぷり含まれている作品の数々。そんな憧れを集めて、山の自然環境の中で展示したらどんな景色になるのかな、とあるとき思いついた」と開催の経緯を語る。
会場では、シャルロット・ペリアンがアフリカ、モーリタニアの鉱山町・カンサドのプロジェクトのためにデザインした、サイドテーブルとドロワーのついた大型のソファや、1986 年に、リナ・ボ・バルディが、マルセロ・フェハス、アンドレ・ヴェイナーと共同でデザインしたキッズデスク、アイノ・アアルトの珍しい家具など、時代を超えて愛され続けているファニチャーの数々を展示。ルーシー・リーやルート・ブリュックといった美術館でしか見られないような希少作品もぜひチェックしたい。
Loading...