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〈バレンシアガ 銀座〉の建設現場のような未完成な空間とは？
| Design, Architecture, Fashion | PR | photo_Courtesy of Balenciaga text_Akane Maekawa
銀座で初となる旗艦店をオープンさせた〈バレンシアガ〉。インダストリアルなマテリアルで構成されたストアは、既存のラグジュアリーとは一線を画す未完成な空間でした。
〈バレンシアガ 銀座〉はこの4月にオープンしたTORAYA Ginza Buildingの1階から3階。解体されたガラスパネルのファサードは3つのフロアが一体化しているように見え、まるで駐車場が積み重ねられたかのようだ。
装飾を削ぎ落とした空間が刺激する新しさ。
人々が賑やかに行き交う銀座中央通りに〈バレンシアガ〉の銀座で初となる旗艦店が4月27日にオープンした。そのファサードを覆うのは、鈍い光を放つブラックにコーティングされたメタルメッシュのパネル。装飾を削ぎ落とした壁面には、白光する「BALENCIAGA」のサインが浮かぶ。それは、積み重ねられた駐車場の構造のようにも見え、きらびやかなガラスのショーウィンドウが建ち並ぶ銀座の街に、ひときわ異彩を放っている。
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