DESIGN
アルバニアの首都・ティラナに残る独裁政権の象徴を、MVRDVが文化のハブに再生。
『カーサ ブルータス』2024年1月号より
January 2, 2024 | Design | window on the world | photo_Ossip van Duivenbode text_Mika Yoshida & David G. Imber
MVRDVが改築を手がけたピラミッドは、元はアルバニアの独裁者を称える博物館。
国家の自由化後、クラブやNATO基地など様々な用途を経て、オープンな文化施設に今回生まれ変わった。内外に加わったカラフルな箱はカフェやスタジオ、ワークショップ、テクノロジー系の教室などに使われる。次世代教育と文化を発信するこのスポットは、圧政を乗り越えた過去、そして未来の可能性の象徴だ。