オックスフォード大学のためにデザインされたアルネ・ヤコブセンのテーブルランプが復刻。
『カーサ ブルータス』2023年6月号より
May 12, 2023 | Design, Architecture, Travel | PR | text_Megumi Yamashita
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上部にブロンズをまとった図書館のファサード。コンクリートの十字形柱と外に突き出した梁が建物の構造を物語る。サイドの開口と屋根に突き出して見えるトップライトから自然光が柔らかく内部に届く。後ろに見えるのは食事の時間などを告げる鐘塔。

ダイニングホールの一段高いところにある教授陣用テーブル。ヤコブセンがデザインした《AJ オックスフォード テーブルランプ》はメタルシェードタイプで、メタル部分のオリジナルカラーは黒に近いブラウングリーンだ。ハイバックの《オックスフォードチェア》もこのカレッジのためにヤコブセンがデザイン。

学生用の長テーブルにはガラスシェードタイプの《AJ オックスフォード テーブルランプ》が。開校当初はベンチだったが、現在は《セブンチェア》が使用されている。

コンクリートの十字形の柱と梁が可能にした大空間。オックスフォード大学の中でも一番サイズの大きい350人収容のダイニングホールである。サイドとトップから取り込む自然光を補うのが梁と同じくグリッド状に並ぶ照明だ。レンガの壁にはロードヴル市庁舎用にデザインされた《AJ エクリプタ》が並ぶ。
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