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時代の変化を捉えつつ、 くらしの可能性を広げるアイデア。|サンワカンパニーデザインアワード 2022
『カーサ ブルータス』2023年4月号より
March 15, 2023 | Design | PR | text_Yoshinao Yamada
「くらしを楽しく、美しく。」を目指すサンワカンパニー。若手デザイナーの登竜門ともなったコンペは、今年で7回目。
●Casa BRUTUS賞《HIDEOUT》堀江勇人・小林悠
数多い参加者によるユニークなアイデアで、デザイナーの登竜門となったデザインコンペ『サンワカンパニーデザインアワード』。住宅設備や建築資材の企画開発で知られる〈サンワカンパニー〉の主催で、今年7度目の開催を迎えた。今回、プロダクトデザイン部門が課したテーマは、サンワカンパニーの経営理念「くらしを楽しく、美しく。」とも連動する「くらしと向き合う」。
変化を続ける社会に対し、人々は自身のくらしを見つめ直している。本質的な豊かさの意味を再考する今という時代に、どのようなプロダクトが必要とされるか。サンワカンパニーでの開発を前提とした住宅設備や建築資材のアイデアが広く募集された。
Casa BRUTUS賞を受賞したのは〈ヒューマンコード・ジャパン〉に所属する堀江勇人と小林悠が提案した段ボールストッカー《ハイドアウト》。小誌編集長の西尾洋一は、これまでの審査で最も欲しいと感じたと評価する。オンラインショッピングを頻用する人が増えるなか、古紙回収までの保管に困るという自身の体験を引用しながら、「それらを簡単に隠せるアイデアは、宅配に依存する現代の『くらしと向き合う』にふさわしいアイデア。全応募作の中で唯一段ボールに着目したことも含め評価したい」と話す。
変化を続ける社会に対し、人々は自身のくらしを見つめ直している。本質的な豊かさの意味を再考する今という時代に、どのようなプロダクトが必要とされるか。サンワカンパニーでの開発を前提とした住宅設備や建築資材のアイデアが広く募集された。
Casa BRUTUS賞を受賞したのは〈ヒューマンコード・ジャパン〉に所属する堀江勇人と小林悠が提案した段ボールストッカー《ハイドアウト》。小誌編集長の西尾洋一は、これまでの審査で最も欲しいと感じたと評価する。オンラインショッピングを頻用する人が増えるなか、古紙回収までの保管に困るという自身の体験を引用しながら、「それらを簡単に隠せるアイデアは、宅配に依存する現代の『くらしと向き合う』にふさわしいアイデア。全応募作の中で唯一段ボールに着目したことも含め評価したい」と話す。
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