DESIGN
元木大輔のインテリアデザインによる都市型ホテルが渋谷に誕生。
『カーサ ブルータス』2022年8月号より
| Design | window on the world | photo_Kenya Abe text_Mariko Uramoto
渋谷に誕生したホテル〈オールデイプレイス渋谷〉。インテリアデザインを担うのは建築家の元木大輔だ。
客室は13タイプ、全160室。一番広い「Party Suite」は4名まで宿泊可能。
1階にはビアバーと合わせて、〈オニバスコーヒー〉の手がける〈ABOUT LIFE COFFEE BREWERS〉が入る。店内のテーブルや椅子、什器もすべて元木の手によるもの。
単管パイプや車の荷台用のベルトなど意外性のある素材を使った装飾が空間を彩る。また屋外テラスから館内へ連続するタイルを敷くことで、中と外の境界を曖昧にし誰もが立ち寄れる空間に。宿泊客以外も利用できるカフェやビアバーもあり、旅人と地元の人との交流の場としても機能する。
1階にはデンマークのブルワリー〈ミッケラー〉のビアバーが。
工事現場で見かける単管パイプは金メッキを施しラグジュアリーな仕様に。
