DESIGN
〈UNDERCOVER〉初のグラフィック展です!
| Design, Fashion | a wall newspaper | photo: Parker Fitzgerald text: Housekeeper
意外にも初となるTシャツのグラフィック展が開催中。デザイナーの高橋盾さんにそのこころを聞いてみました。
Q 来年はブランド設立25周年ということですが、まずTシャツのグラフィックを振り返ろうと思った理由を教えてください。
A Tシャツのグラフィックからスタートしたブランドなので、その集大成をお見せするべきと考えて、開催を決めました(※註:1990年、文化服装学院在学中に友人とともに、日本赤軍の指名手配写真を用いたグラフィックTシャツを手刷りして手売りしたのが、ブランド設立のきっかけ)。
Q Tシャツのグラフィックはご自身で手がけているのですか?
A すべて自分一人の作業です。毎シーズン、コレクションのデザイン画が終了した後、Tシャツのグラフィック作業を始めます。
Q 洋服をデザインしていく上で、グラフィックをどのようなものと考えていますか?
A 服のデザインとは構造的なもので、そこに載せるグラフィックは視覚的なインパクトをより与えるもの、〝着たい〟と一瞬で思わせる必要があるものと捉えています。
Q Tシャツをデザインする際のちょっとしたコツみたいなものがあったら教えてください。
A アイキャッチさと、そこに見え隠れするアイロニーや狂気ですかね?
Q これまで制作してきた中で最も好きなTシャツは?
A とても決めることはできません。
Q グラフィックの面で尊敬する方はいますか?
A SKATETHING。完成度、ハズし方、色彩、ポップさ……、すべてにおいてオリジナルだからです。
A Tシャツのグラフィックからスタートしたブランドなので、その集大成をお見せするべきと考えて、開催を決めました(※註:1990年、文化服装学院在学中に友人とともに、日本赤軍の指名手配写真を用いたグラフィックTシャツを手刷りして手売りしたのが、ブランド設立のきっかけ)。
Q Tシャツのグラフィックはご自身で手がけているのですか?
A すべて自分一人の作業です。毎シーズン、コレクションのデザイン画が終了した後、Tシャツのグラフィック作業を始めます。
Q 洋服をデザインしていく上で、グラフィックをどのようなものと考えていますか?
A 服のデザインとは構造的なもので、そこに載せるグラフィックは視覚的なインパクトをより与えるもの、〝着たい〟と一瞬で思わせる必要があるものと捉えています。
Q Tシャツをデザインする際のちょっとしたコツみたいなものがあったら教えてください。
A アイキャッチさと、そこに見え隠れするアイロニーや狂気ですかね?
Q これまで制作してきた中で最も好きなTシャツは?
A とても決めることはできません。
Q グラフィックの面で尊敬する方はいますか?
A SKATETHING。完成度、ハズし方、色彩、ポップさ……、すべてにおいてオリジナルだからです。

高橋盾
たかはしじゅん 1969年群馬県桐生市生まれ。90年、友人と〈UNDERCOVER〉を立ち上げる。2003年春夏にパリコレクションにデビュー。10年、NIKEとのコラボレーションライン〈GYAKUSOU〉をスタート。

“TGRAPHICS” 1990-2014 HISTORY OF UNDERCOVER T GRAPHICS
ブランドの歴史をTシャツのグラフィックで辿る展覧会。これまでの傑作の数々を、原画、ヴィンテージ、ジークレー(高品位デジタルプリント)などの形で展示。会場限定の復刻版Tシャツも販売。さらに総数約300点のグラフィック作品集『TGRAPHICS』も発売! 〜9月23日。●〈パルコミュージアム〉
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ パート1 3F TEL03・3477・5873。無休。入場料500円。公式サイト
