DESIGN
有名クリエイターによる〈zen to〉のカレー皿、第2弾が登場。
| Design, Food | casabrutus.com | text_Akio Mitomi editor_Keiko Kusano
波佐見焼のメーカー〈中善〉のオリジナルブランド〈zen to〉から、クリエイターの監修によるカレー皿の第2弾が登場。建築家・吉田愛とタブラ奏者・ユザーンのカレー愛を形にした。
長崎県波佐見町で2017年に創業100周年を迎えたメーカー〈中善〉が、陶磁器デザイナーの阿部薫太郎をブランドディレクターに迎えた《zen to》を立ち上げ、初年度のテーマに「カレー皿」を掲げた。2020年7月にリリースされた第1弾はミュージシャンの小宮山雄飛(ホフディラン)とフード編集者のツレヅレハナコの2人によるもので、今回第2弾として建築家の吉田愛(SUPPOSE DESIGN OFFICE)とタブラ奏者・ユザーンによる新作が登場する。
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《plate 245》を監修した吉田愛が目指したのは、どんなカレーを盛り付けても“美味しい風景”を生み出し機能がデザインとなるニュースタンダードな形。
「鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコントラスト。ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体がキッチンを美しく彩る要素になるよう設計しています」(吉田愛)
「鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコントラスト。ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体がキッチンを美しく彩る要素になるよう設計しています」(吉田愛)
かたや《仕切りが取れるカレー皿》は、1食分をワンプレートに盛り付けられる仕切り付きのカレー皿をよく使っているユザーンが、カレースペースが3箇所あると嬉しいけれど、常におかずを3品も作れないという悩みを解決したもの。
「仕切りをひとつ、着脱式にすればいいのです。いろいろ作った日は仕切りを付け、1種のカレー&付け合わせぐらいで済ませたい日は外す。単純ですが、かなり活用できますよ。そしてこの皿は、カレー多めが好みな人とライスをしっかり食べたい人のどちらにも対応できるようにもなっています」(ユザーン)
カレー好きクリエイターは工夫するポイントも人それぞれ。お気に入りの1枚を手に入れて、今日も夕食はカレーにしよう!
「仕切りをひとつ、着脱式にすればいいのです。いろいろ作った日は仕切りを付け、1種のカレー&付け合わせぐらいで済ませたい日は外す。単純ですが、かなり活用できますよ。そしてこの皿は、カレー多めが好みな人とライスをしっかり食べたい人のどちらにも対応できるようにもなっています」(ユザーン)
カレー好きクリエイターは工夫するポイントも人それぞれ。お気に入りの1枚を手に入れて、今日も夕食はカレーにしよう!
〈zen to〉
第2弾のカレー皿は4月22日よりオンラインショップと東京・中目黒のセレクトショップ〈ブリック&モルタル〉にて販売される。
〈ブリック&モルタル〉
東京都目黒区中目黒1-4-4 TEL 03 6303 3300。12時〜19時。不定休。
