DESIGN
染色家・柚木沙弥郎デザインの浴衣で、くつろぎの時間を。
March 26, 2021 | Design, Fashion | casabrutus.com | text_Housekeeper
〈イデー〉から、染色家・柚木沙弥郎がデザインしたオリジナルの浴衣が登場。オーダーフェアが〈イデー トウキョウ〉にて4月1日から4月14日まで開催。
98歳を迎えた現在もアーティストとして精力的に活動する染色家・柚木沙弥郎。その豊かな感性で仕上げられた作品はどれも瑞々しく伸びやかで、染色家として70年以上たった今も、型染めの第一人者として活躍している。また、活動は染色に留まらず、リトグラフや銅版画、ガラス絵、絵本など多岐にわたり、多くの人々を魅了し続けている。これまで、〈イデー〉では、柚木沙弥郎の布作品やリトグラフ作品の個展を開催するほか、描き下ろしの原画から様々なオリジナルアイテムを展開してきた。今回、柚木が〈イデー〉のためにデザインしたのは浴衣。描き下ろしの図案で制作した手ぬぐい「Daily Cloth」の柄を用いたオリジナルアイテムだ。
今回の浴衣のシリーズ名は「KUTSUROGI」。そこには、「暮らしの中でよりくつろげる時間を過ごしてほしい」という柚木の想いが込められている。浴衣は《アルファベット》と《ブロック》の2柄4色展開。手仕事による、柔らかなラインや大胆で温かみのある柄で、日常のなかに心地よくアートを取り入れられる。一枚一枚微妙に風合いが異なるのは、職人が「注染」という染色技法で、ひとつひとつ染め上げている手仕事ならでは。
オーダーフェアは〈イデー トウキョウ〉にて4月1日から4月14日まで開催。期間中は浴衣のほか、帯やバッグなどの小物も発売。丁寧な手仕事の味わい深さとともに、豊かな時間を過ごしてほしいという柚木のメッセージが感じられる特別な一枚だ。
オーダーフェアは〈イデー トウキョウ〉にて4月1日から4月14日まで開催。期間中は浴衣のほか、帯やバッグなどの小物も発売。丁寧な手仕事の味わい深さとともに、豊かな時間を過ごしてほしいという柚木のメッセージが感じられる特別な一枚だ。
〈イデー トーキョー〉
〈グランスタ東京〉東京都千代田区丸の内1-9-1。JR東日本東京駅改札内。4月1日~4月14日。10時〜20時。受け取りは店頭または配送で、6月4日以降を予定。