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〈表参道布団店〉の白く、クリーンでミニマルな魅力。
October 9, 2020 | Design, Architecture | PR
| photo_Satoshi Nagare text_Ai Sakamoto
シンプルかつロングライフなデザインで布団の常識を大きく変えたブランド〈表参道布団店〉。白く、清潔で、ミニマルなその魅力をひもときます。
ギャラリーを思わせるホワイトキューブに置かれた、真っ白な羽毛布団が目に美しい。ここは〈表参道布団店〉が2017年に移転オープンした実店舗。ブランドの世界観や、素材を体験するための「実験室」と位置づけられている。
【White】"もこもこの雲”を思わせる フォルムとさわり心地を実現。
羽毛布団=派手な柄という既成概念を覆し、それまでにない白くデザインコンシャスなアイテムを発表したのは2013年のこと。クリエイティブディレクターの室井淳司は、次のように話す。
「白を選んだ理由には、他社との差別化やミニマルデザインの普及などいくつかありますが、もっとも大きかったのは、私たちのものづくりの姿勢を示すため。真っ白な生地が美しく映えるには、中に詰める羽毛が清潔かつキレイでなければならない。そのクオリティを担保するために必要な工程をきちんと行っているという透明性を白で表現しています」
「白を選んだ理由には、他社との差別化やミニマルデザインの普及などいくつかありますが、もっとも大きかったのは、私たちのものづくりの姿勢を示すため。真っ白な生地が美しく映えるには、中に詰める羽毛が清潔かつキレイでなければならない。そのクオリティを担保するために必要な工程をきちんと行っているという透明性を白で表現しています」
【Clean】良質な羽毛を目利きし、 名水で極限まで洗い上げる。
厳選したヨーロッパ産の高級羽毛を山梨県白州の地下天然水でJIS規格の2倍まで洗浄。熟練した職人が天然コットン100%の生地に詰め、手作業で縫製していく。透明性はプライスにも反映されており、統一したデザインの下、価格はホワイトダックやホワイトグースなど使用する素材のランクに応じて変わるだけ。受注生産の形をとることで、常に〝できたて〟の布団を届けている。
【Minimal】熟練した職人技が可能にする、シンプルでミニマルなデザイン。
現代のライフスタイルに馴染むシンプルなデザインについて、「羽毛の偏りを防ぐマチ(仕切り)を縦長の短冊形にすることで日本的なデザイン要素を取り込むと同時に、寝返りする際に身体にフィットして隙間ができにくい機能性を持たせています」と室井。
人生でもっとも長く肌に触れるものだからこそ、究極に清潔であることにこだわった結果、生まれたのは白くクリーンでミニマルな一枚。布団選びは、もうデザインを諦める必要はない。
人生でもっとも長く肌に触れるものだからこそ、究極に清潔であることにこだわった結果、生まれたのは白くクリーンでミニマルな一枚。布団選びは、もうデザインを諦める必要はない。

〈表参道布団店〉
シングルからキングまで5サイズを展開。羽毛は3ランク。パイピング部分のみ白と黒の2色がある。●東京都港区南青山5-3-1 FROM-1st 1F。TEL03 6805 0370。13時~19時。水曜休。
