デザインとマンガを共にひもとく展覧会。
『カーサ ブルータス』2019年9月号より
August 19, 2019 | Design | a wall newspaper | photo_Jürgen HANS(Aluminium Chair, Butterfly Chair), Andreas Jung(Taccia), ©Vitra Design Museum text_Mika Yoshida & David G. Imber
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Aluminium Chair(ca. 1942) in Beugel Chair Exhibition Poster(2018)
オランダのデザイングループ「デ・ステイル」のマンガ本を描いたヨールト・スヴァルテ。カッシーナの依頼を受け、ヘーリット・トーマス・リートフェルトの名作《ブーゲルチェア》の新バージョンを彼がデザイン。
オランダのデザイングループ「デ・ステイル」のマンガ本を描いたヨールト・スヴァルテ。カッシーナの依頼を受け、ヘーリット・トーマス・リートフェルトの名作《ブーゲルチェア》の新バージョンを彼がデザイン。
ポスターには《アルミニウムチェア》の姿も。
Butterfly Chair(1938)by Grupo Austral in Peanuts (1953) ル・コルビュジエの元で働いたデザイナー3名によりブエノスアイレスで生まれた《バタフライチェア》。1950年代には500万脚を販売。
まさかチャーリー・ブラウンも所有とは! カリフォルニア在住の作者チャールズ・シュルツは、マンガのインテリアもミッドセンチュリー。
Taccia(1962) by Pier Giacomo and Achille Castiglioni in Diabolik(1974)
1962年に連載スタート、現在800回を超える人気マンガ『ディアボリック』。主人公は不運な境遇に育った、伝説的な強盗だ。黒のジャガー・Eタイプを乗り回し、照明にはカスティリオーニの《タッチア》を選ぶというセンスがニクイ。さすがイタリアのアンチヒーロー!?
nendoのマンガチェアも!