名作《たためる椅子》の〈ミナ ペルホネン〉限定版!
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中央の3脚が、〈ミナ ペルホネン〉によるスペシャルエディション。蝶の刺繍を施した「dop-choucho」(5色)の他に、無地の「dop」(4色)のバリエーションも。〈ミナ ペルホネン〉の保養所が吉村順三設計・中村好文リノベーションであることなど、深い縁がコラボレーションに結びついた。photo_Ooki Jingu

テキスタイルは表裏で異なる2色で織られており、年月をかけ使用していく中で生地が擦り切れると、もうひとつの色が顔を覗かせる。こちらのグレーの裏地は黄。photo_Ooki Jingu

スペシャルエディションのみ、本体には吉野杉を使用。軽量かつ心地いい手触り。photo_Ooki Jingu

1990年に発表された革張りのオリジナルバーション。機能性と快適性を追求するべく、吉村、中村、丸谷の3人で、4年以上の試行錯誤の末に誕生した。〈八ヶ岳高原音楽堂〉では今でも客席として使用されている。

〈八ヶ岳高原音楽堂〉。

六角形のホールの広くとられた開口部からは、八ヶ岳の自然を間近に感じられる。

主に室内楽を想定し、音響面でも細部にまでこだわった空間。

大自然に抱かれるような、都会では味わうことのできない音楽環境。

折りたたんだ椅子は、専用のケースにまとめて収納することも可能。必要な時に必要なぶんだけ取り出すことができ、軽くて持ち運びにも便利な「座布団」がヒントになっている。一方で、長く座っても座れない、本格的なホールディングチェアとしての快適さを追求した。


