CULTURE
ホンマタカシ初の音楽ドキュメンタリー、上映!
| Culture | casabrutus.com | text_Yuka Uchida
写真家ホンマタカシが、自身初となる音楽ドキュメンタリーを手がけた。舞台は、ペルー南部の町・アヤクーチョと、埼玉県・秩父。2日間限定のライヴパフォーマンス付き上映会が吉祥寺で開催される。
ペルーと秩父。2つの土地を結ぶ音楽。
写真活動と並行して、映像制作を続けてきたホンマタカシが、「ニュードキュメンタリー」シリーズの最新作を発表する。
主人公は、ペルー出身の女性歌手イルマ・オスノ。海を越え、埼玉県・秩父に移住してきた彼女は、7年ぶりに故郷の町、ペルー南部のアヤクーチョに帰郷することを決意する。
アヤクーチョはアンデス山脈の山中に位置する、標高約2731mの町。イルマはここで育ち、12歳までインカ帝国の公用語だったケチュア語だけを話しながら、羊や牛の世話をしていたという。
主人公は、ペルー出身の女性歌手イルマ・オスノ。海を越え、埼玉県・秩父に移住してきた彼女は、7年ぶりに故郷の町、ペルー南部のアヤクーチョに帰郷することを決意する。
アヤクーチョはアンデス山脈の山中に位置する、標高約2731mの町。イルマはここで育ち、12歳までインカ帝国の公用語だったケチュア語だけを話しながら、羊や牛の世話をしていたという。
彼女が故郷を去った理由は、ペルーの極左ゲリラ組織センデロ・ルミノソによるテロが酷くなったから。センデロ・ルミノソによるテロとそれを鎮圧しようとする政府軍の狭間で多くの民衆の命が犠牲になった。当時、歌はアンデスで起きている現状を外に伝える武器にもなった。
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