奇想が奇想を呼ぶ、絵師たちの想像力に驚く。|青野尚子の今週末見るべきアート
| Art, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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伊藤若冲《紫陽花双鶏図》。若冲が家督を弟に譲ったその年に描かれたと思われる絵。若々しいが若冲らしさもにじみ出る。 絹本着色 一幅 139.4×85.1cm 米国・エツコ&ジョー・プライスコレクション

伊藤若冲《象と鯨図屛風》(左隻)。うずくまる白象(右隻)、潮を吹く鯨(左隻)を描く。紙本墨画 六曲一双 159.4×354.0cm 寛政9年(1797) 滋賀・MIHO MUSEUM

伊藤若冲《象と鯨図屏風》(右隻)。陸と海でもっとも大きな動物の対決のような屛風。紙本墨画 六曲一双 159.4×354.0cm 寛政9年(1797) 滋賀・MIHO MUSEUM

伊藤若冲《梔子雄鶏図》。若冲の最初期の作品と思われるもの。梔子と鶏の組み合わせも珍しい。絹本着色 一幅 85.8×43.1cm 個人蔵

曽我蕭白《雪山童子図》。右上の雪山童子(釈迦の前世の姿)が鬼に化けた帝釈天と対峙する場面。紙本着色 一幅 169.8×124.8cm 明和元年(1764)頃 三重・継松寺
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