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速報:杉本博司の個展『スギモト ヴェルサイユ』が開催!

| Art, Architecture, Travel | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa

現代美術作家・杉本博司がヴェルサイユ宮殿の〈トリアノン離宮〉でアート、建築、ライブパフォーマンスで構成される個展を10月16日から開催する。

(c)château de Versailles_Thomas Garnier_Vue_arienne_du_Temple_de_lamour_au_domaine_de_Trianon
(c)château de Versailles_Thomas Garnier_Vue_arienne_du_Temple_de_lamour_au_domaine_de_Trianon
〈ヴェルサイユ宮殿〉は2008年より年1回、国内外のアーティストによる展覧会を開催している。これまでジェフ・クーンズ、グザヴィエ・ヴェイヤン、村上隆、ベルナール・ヴネ、ジョアンナ・ヴァスコンセロス、ジュゼッペ・ペノーネ、リー・ウーファン、アニッシュ・ カプーア、オラファー・エリアソンらアーティストが参加。それぞれの作品とヴェルサイユ宮殿、庭園との間に独自の対話を生み出してきた。

この秋からのプロジェクトに、杉本博司の招聘が決定。10月16日から2019年1月20日まで、『ヴェルサイユ宮殿 現代美術プロジェクト SUGIMOTO VERSAILLES展(仮)』が開催される。杉本は王族のプライベートな場所として用いられていた〈トリアノン離宮〉を会場に選定。主にプチ・トリアノンのフォリー(装飾的建築)、および庭園にて作品を発表する。

〈ヴェルサイユ宮殿〉美術館館長カトリーヌ・ぺガールは「〈ヴェルサイユ〉に杉本博司を招聘することは、この偉大なる日本人アーティストの特異性を形成する折衷主義を迎え入れることでもあります。ルイ14世からナポレオン、マリー・アントワネットからオルレアン公へと受け継がれ、それぞれの時代の創作を生み出してきたトリアノン離宮が初めて使用され、杉本博司が現代的な解釈をもたらします。『ジャポニズム 2018』が開催される今年、ここヴェルサイユにて、杉本は日本とフランスの文化的関連性を明示するのです」と語っている。
(c)château de Versailles Simulation_Surface_of_Revolution
(c)château de Versailles Simulation_Surface_of_Revolution

『ヴェルサイユ宮殿 現代美術プロジェクト(CHÂTEAU DE VERSAILLES) SUGIMOTO VERSAILLES展(仮)』

10月16日〜2019年1月20日。

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