ART
「虚構と現実」をテーマに蜷川実花の本質に迫る。
June 22, 2018 | Art | casabrutus.com | (c)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery text_Aya Hasegawa
〈熊本市現代美術館〉を皮切りに、蜷川作品に迫る写真展が全国を巡回。同時に写真集も発売される。
写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど多彩な活躍をしている蜷川実花の写真展『蜷川実花展 -虚構と現実の間に-』が6月30日からスタート。〈熊本市現代美術館〉を皮切りに、〈豊川市桜ヶ丘ミュージアム〉〈大分市美術館〉など全国を巡回する。
本展は、色鮮やかな花々を撮影した《永遠の花》、著名人やスポーツ選手を撮影した《Portratis of the Time》、父・幸雄氏の死に向き合う日々を撮影した《うつくしい日々》、京都花街の芸舞妓を撮影した最新作の《trans-kyoto》など、9つのテーマで構成。「虚構と現実」をテーマに、蜷川実花の写真の本質に迫る。
また、7月11日には、展覧会の図録となる写真集『蜷川実花 虚構と現実の間に』が刊行。写真展の会場では先行発売される。
『蜷川実花展 -虚構と現実の間に-』
〈熊本市現代美術館〉