ART
パリ〈メルシー〉で、アートと日用品の境界を探る展覧会。
| Art, Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai
パリの人気店〈メルシー〉で、アートと日用品の境界線を探る展覧会がスタートする。
マルセル・デュシャンのレディメイドや、アンディ・ウォーホルのポップアートに代表されるように、日常生活のなかで見られる普遍的な要素を美術的な観点から見直すことで、その新たな価値に気づくことがある。
アートは、空想や観念の世界に限定されるものではなく、実在の世界とリンクし、人間の感情に揺さぶりをかけるもの。こうした考えをもとに、パリの人気ショップ、メルシーでは、『Objet/art – Art/objet』と題し、芸術と日用品の境界を探る展覧会を開催する。
リサイクル素材を用いたアフリカの仮面から、海外で高い評価を得ている日本の食品サンプルにはじまり、ヴィオレーヌ・ウルメールが手がける白磁のランジェリー、マウリツィオ・カテランのミニチュア家具など、独自の視点で広い領域から作品を展示。さらに、アーティストが装飾を施したThe Skateroomのスケートボードや、La School Gallery、La galerie Zeuxisなど、話題のパリのギャラリーから、日用品をコンセプトにしたアートワークがメルシーに集結する。
アートは、空想や観念の世界に限定されるものではなく、実在の世界とリンクし、人間の感情に揺さぶりをかけるもの。こうした考えをもとに、パリの人気ショップ、メルシーでは、『Objet/art – Art/objet』と題し、芸術と日用品の境界を探る展覧会を開催する。
リサイクル素材を用いたアフリカの仮面から、海外で高い評価を得ている日本の食品サンプルにはじまり、ヴィオレーヌ・ウルメールが手がける白磁のランジェリー、マウリツィオ・カテランのミニチュア家具など、独自の視点で広い領域から作品を展示。さらに、アーティストが装飾を施したThe Skateroomのスケートボードや、La School Gallery、La galerie Zeuxisなど、話題のパリのギャラリーから、日用品をコンセプトにしたアートワークがメルシーに集結する。
アンディ・ウォーホルの代表作《Cambell’s Soup Cans》をモチーフにカラフルに仕上げた、The Skateroomのスケートボード。
素材や太さ、色など、一つとして同じものがないハシゴ。タンギ・トィラの作品《Ecelles》は、La galerie Zeuxisからの出品。
La School Galleryより、青色のボールペンを使って名作家具を次々に書き上げるコンラッドの絵画。
『Objet/art – Art/objet』
〈Merci〉
