ART
日本最大のフェルメール展が来秋開催、本邦初を含む8点が来日!
| Art | casabrutus.com | text_Keiko Kusano
2018年秋から2019年初夏にかけて、東京、大阪の2つの美術館で『フェルメール展』が開催される。東京展では、フェルメールの作品8点が一堂に会する。
17世紀オランダの黄金時代を代表する画家、ヨハネス・フェルメール。日本でも人気の高い画家だが、現存する作品がわずか35点ほどという希少性もあり、実際の作品を見る機会は非常に限られている。
日本で初めてのフェルメール展は、2000年の〈大阪市立美術館〉で開かれた『フェルメールとその時代』展で、約3か月で60万人もの動員を果たした。近年では2008年に東京都美術館で開かれた『フェルメール展ー光の天才画家とデルフトの巨匠たち』で計7点の作品が登場し、大きな話題を呼んだ。今回はそれを上回る8点が一堂に会するというもので、日本美術史上最大の数となる。
同展の総合監修はフェルメール研究の第一人者であるワシントン・ナショナル・ギャラリーのアーサー・K・ウィーロックJr.、日本側の監修は千足伸行(成城大学名誉教授・広島県立美術館長)が務める。
「フェルメールは、オランダの最も偉大な画家の一人であり、作品の美しさや静謐さは、世界中に知れ渡っています。(中略)本展覧会で展示される作品はキャリアの全段階から選ばれており、彼の芸術表現の幅広さを示します」(アーサー・K・ウィーロックJr.)
本展はフェルメールの作品8点のほか、同じくオランダ黄金期を代表する画家、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンらの作品とともに約40点展示される。スタートは〈上野の森美術館〉で2018年10月から2019年2月、続いて〈大阪市立美術館〉にて、同2月から5月にかけて開催される。
本展は大きな混雑が予想されることから、〈上野の森美術館〉では「日時指定入場制」を導入。また、〈大阪市立美術館〉での展示では、東京とは一部異なる内容を予定している。
「フェルメールは、オランダの最も偉大な画家の一人であり、作品の美しさや静謐さは、世界中に知れ渡っています。(中略)本展覧会で展示される作品はキャリアの全段階から選ばれており、彼の芸術表現の幅広さを示します」(アーサー・K・ウィーロックJr.)
本展はフェルメールの作品8点のほか、同じくオランダ黄金期を代表する画家、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンらの作品とともに約40点展示される。スタートは〈上野の森美術館〉で2018年10月から2019年2月、続いて〈大阪市立美術館〉にて、同2月から5月にかけて開催される。
本展は大きな混雑が予想されることから、〈上野の森美術館〉では「日時指定入場制」を導入。また、〈大阪市立美術館〉での展示では、東京とは一部異なる内容を予定している。
『フェルメール展』
〈上野の森美術館〉2018年10月5日〜2019年2月3日。
東京都台東区上野公園1-2。〈大阪市立美術館〉2019年2月16日〜5月12日。大阪市天王寺区茶臼山町1-82。
※観覧料、開館時間などは2018年4月以降に発表予定。
