ART
内藤廣設計の〈富山県美術館〉が全面開館!
September 2, 2017 | Art, Architecture, Design | Window On The World | text_Naoko Aono
1981年に開館した〈富山県立近代美術館〉が内藤廣の設計で移転新築、〈富山県美術館〉として生まれ変わる。
上から見ると放物線を描く建物は水辺に浮かぶ船のようにも見える。コレクションはピカソ、ミロ、ポロックなどの20世紀美術と亀倉雄策のポスターやリートフェルトの椅子などデザインに関するものが中心だ。2階の屋外広場には三沢厚彦のクマをモチーフにした彫刻《ANIMALS》が、屋上の「オノマトペの屋上」にはデザイナー、佐藤卓が「つるつる」「ぷりぷり」などの擬態語・擬音語(オノマトペ)をコンセプトにした遊具が並ぶ。