ART
写真家、アラーキーの新作シリーズ『東京墓情』が日本初公開！
| Art, Fashion | casabrutus.com | text_Kaori Nakada editor_Ai Sakamoto
昨年フランスで公開され話題を呼んだ新作に加え、〈フランス国立ギメ東洋美術館〉の所蔵写真や新たな撮り下ろしも登場する。
Nobuyoshi Araki, "Tombeau Tokyo", 2016, gelatin silver print (c) Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery
ヨーロッパでは最大規模の東洋美術コレクションを所蔵する〈フランス国立ギメ東洋美術館〉。昨年、同館でアラーキーこと、写真家・荒木経惟の大規模な個展『ARAKI』が開催され、話題を呼んだ。そこで発表された『東京墓情』は、荒木自身が“死”を意識しながら、50年間の写真家人生を振り返った新作シリーズだ。
Nobuyoshi Araki, "Tombeau Tokyo", 2016, gelatin silver print (c) Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery
今回、それらを〈シャネル・ネクサス・ホール〉で6月22日から日本初公開。同時に、ギメ東洋美術館の収蔵品の中から彼が厳選した写真と、今回のために新たに撮り下ろした作品も合わせて出展する予定だ。70歳後半を迎えてもなお、新たなミッションに挑み続ける荒木経惟の、その眼差しの先にあるものに注目したい。
『東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館』
〈シャネル・ネクサス・ホール〉
