ART
フィンランドの首都で開催中の『ヘルシンキ・ビエンナーレ』とは?
July 25, 2023 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Megumi Yamashita editor_Keiko Kusano
2021年に始まった現代アートの国際展『ヘルシンキ・ビエンナーレ』。夏のフィンランドの自然とアートが両方楽しめます。
市を挙げた各種文化活動への取り組みが進むフィンランドの首都、ヘルシンキ。『ヘルシンキ・ビエンナーレ 2023』は、ヘルシンキ沖にあるヴァッリサーリ島をメイン会場に、2年に一度の開催を目指して2021年に始まったアートフェスティバルだ。2回目になる今回は、市内にある〈ヘルシンキ市立美術館〉(HAM)にも会場を拡大。国内外29人のアーティストやコレクティブの作品を中心に展示する。
ヘルシンキのマーケットスクエアからフェリーで約20分のところにあるヴァッリサーリ島は、長年、ロシアやスウェーデン、フィンランドの軍事拠点だった島。2012年に国防軍の撤退後は自然保護区に整備され、2016年からアクセスができるようになった。
『ヘルシンキ・ビエンナーレ 2023』の期間中は、野外をはじめ、点在する旧火薬庫内などに15人のアーティストによる作品を展示。地図を片手に約3キロ、アートを探しながらトレイルが楽しめるという趣向である。
『ヘルシンキ・ビエンナーレ 2023』の期間中は、野外をはじめ、点在する旧火薬庫内などに15人のアーティストによる作品を展示。地図を片手に約3キロ、アートを探しながらトレイルが楽しめるという趣向である。
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