ART
〈カリモク コモンズ トウキョウ〉で矢野未希子×東京祐の写真展が開催。空間デザインは芦沢啓治。
| Art | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto
モデルとして活動する矢野未希子の写真集『as is』の発売を記念して、2023年6月20日〜25日、〈カリモク コモンズ トウキョウ〉で写真展を開催。建築家・芦沢啓治が空間デザインを手がける。
「木とつくる空間」をテーマにした〈カリモク コモンズ トウキョウ〉は、ショールームとしてだけでなく、家具を通したコミュニケーションの場として機能するハイブリッドスペース。1階にあるイベント・ギャラリースペースでは2021年のオープン以降、『ザハ・ハディド デザイン展』、ジェイミー・ウルフォードとアドリニアヌス・クンデルトがスタートさせたプロジェクト『Basketclub展』など注目の展示が数多く行われてきた。
6月20日から始まる写真展は、矢野未希子がフォトグラファー・東京祐(あずま・きょうすけ)とともに自費出版で制作した、写真集の発売を記念して行われるもの。極寒の雪国や真夏の砂漠など大自然を求め、約1年にわたり日本各地で撮影を敢行。約5mの毛糸を頭に編み込んだ状態で水中撮影に挑むなど、表現者としての新たな一面も垣間見られる。矢野は「自然との調和によってありのままの姿に戻っていく。ありのままの姿が美しい。そんな瞬間を表現したかった」といい、タイトルに『as is』と名付けた。
今回の展示では写真集に掲載されている一部の作品を、カリモク家具と芦沢が共同製作したオリジナルの額装に入れて展示。会場ではこの額装を販売するほか、数量限定で写真集の先行発売も予定している。
6月20日から始まる写真展は、矢野未希子がフォトグラファー・東京祐(あずま・きょうすけ)とともに自費出版で制作した、写真集の発売を記念して行われるもの。極寒の雪国や真夏の砂漠など大自然を求め、約1年にわたり日本各地で撮影を敢行。約5mの毛糸を頭に編み込んだ状態で水中撮影に挑むなど、表現者としての新たな一面も垣間見られる。矢野は「自然との調和によってありのままの姿に戻っていく。ありのままの姿が美しい。そんな瞬間を表現したかった」といい、タイトルに『as is』と名付けた。
今回の展示では写真集に掲載されている一部の作品を、カリモク家具と芦沢が共同製作したオリジナルの額装に入れて展示。会場ではこの額装を販売するほか、数量限定で写真集の先行発売も予定している。
矢野は展示の全体ディレクションも担当。空間をデザインするのは〈カリモク コモンズ トウキョウ〉の設計を手がけた建築家の芦沢啓治だ。会場ではアロマデザイナーの@aroma(アットアロマ)による香りの演出や、〈菓子屋ここのつ〉ブレンドの茶の提供も(初日のみ、なくなり次第終了)。 どちらも写真集からインスパイアされた本展のためのスペシャルブレンドだ。矢野は20日と25日の2日間、在廊してゲストを迎える。現代的な住空間を意識した〈カリモク コモンズ トウキョウ〉で、写真のある生活を想像しながら観賞を楽しみたい。
