ART
今年の六本木アートナイトのテーマは「都市のいきもの図鑑」。大都会で生態系に思いを馳せるアートに出合う。
March 28, 2023 | Art, Design | casabrutus.com | text_Akiko Miyaura editor_Keiko Kusano
六本木の街を舞台にしたアートの饗宴『六本木アートナイト2023』が、5月27日、28日の両日に開催が決定。『都市のいきもの図鑑』とのタイトルのもと、栗林隆+Cinema Caravan、鴻池朋子をメインアーティストに迎え、生き物の命の育みや生態系などを考えるきっかけを与えるアート作品を展開します。
2009年の開始から今年で12回目を迎える『六本木アートナイト』。東京・六本木という大都市の中で繰り広げられるアートの饗宴として親しまれているが、今年は少し趣が異なるかもしれない。
生きることや様々な生命の存在について深く考えること、持続可能な社会や地球環境に意識を向ける必要性を多くの人が感じている昨今の社会背景を受け、今回のテーマは「都市のいきもの図鑑」に決定。アート作品を通じて、大都市の象徴的な街のひとつ・六本木で、人間はもちろん、動物や昆虫、植物などといった生き物が、いかに命を育み、どのような生態系で共生しているのかを提示していく。
生きることや様々な生命の存在について深く考えること、持続可能な社会や地球環境に意識を向ける必要性を多くの人が感じている昨今の社会背景を受け、今回のテーマは「都市のいきもの図鑑」に決定。アート作品を通じて、大都市の象徴的な街のひとつ・六本木で、人間はもちろん、動物や昆虫、植物などといった生き物が、いかに命を育み、どのような生態系で共生しているのかを提示していく。
メインアーティストの1組、栗林隆+Cinema Caravanの栗林は、東西統合間もないドイツで過ごしていた頃から「境界」を重要なテーマとし、同時に人と自然の関係、自然環境などに向き合ってきた現代アーティスト。写真家、大工、料理人などによって構成されるCinema Caravanと共に、全世界のエネルギーとその循環をテーマにした大作を〈六本木ヒルズアリーナ〉で公開する。
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