ART
今年の『ARTISTS’ FAIR KYOTO』は建築&庭園にも注目! 京都市内各地でアートが出現します。
| Art, Architecture | casabrutus.com | text_Keiko Kusano
今年で6回目を迎える『ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023』。若手作家の作品が買える貴重な機会なのはもちろん、さまざまなアートが京都市内に出没することで、毎回話題となるアーティスト主導のアートフェアだ。今年は新たに、名勝〈渉成園(枳殻邸)〉(東本願寺飛地境内地)でのサイトスペシフィックな展示も行われる。
●3月4〜5日の2日間、合計40組の若手アーティストの作品を購入できるチャンス
アーティストで京都芸術大学教授の椿昇がディレクターを務める『ARTISTS' FAIR KYOTO 2023』は、次世代のアーティストが世に出るきっかけづくりの場として、また来場者となるコレクターやアートファンとアーティストのコミュニケーションの場として、回を重ねるごとに発展してきた。
●名勝〈渉成園(枳殻邸)〉では通常非公開の建物で展覧会を開催
今年は新たに、名勝〈渉成園(枳殻邸)〉での展示も開催。〈渉成園(枳殻邸)〉内に点在する歴史的建造物8カ所の空間を使って、さまざまな展示が行われる。ここでは、アドバイザリーボードと呼ばれる人気ベテランアーティストによる展示と、若手アーティストの展示の両方が展開される。通常は非公開の茶室や書院などの歴史的建造物の中に展示される貴重な機会なので、アートファンならずとも訪れてみたくなるはずだ。
さらに開催に先駆けて3月2日に行われる『ARTISTS' FAIR KYOTO 2023 マイナビ ART AWARD』の授賞式や、会期中に市内各所で行われるサテライトイベントなど盛りだくさん。昨年『ARTISTS' FAIR KYOTO 2022 マイナビ ART AWARD』最優秀賞を受賞したGoh Uozumiの個展も〈重信会館〉で開催される。
ちなみに、前回2022年に〈清水寺〉仁王門の隣に登場して大評判となったYottaによる作品《花子》は、今年は〈東本願寺〉御影堂門前ですでに展示中。京都がアートに染まるこの週末をお見逃しなく!
ちなみに、前回2022年に〈清水寺〉仁王門の隣に登場して大評判となったYottaによる作品《花子》は、今年は〈東本願寺〉御影堂門前ですでに展示中。京都がアートに染まるこの週末をお見逃しなく!
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