クラシックな銀座のビルが期間限定のアートスペースに。| THE MIRROR@名古屋商工会館
October 25, 2014 | Art | DAILY Casa BRUTUS | photo_Junpei Kato text_Naoko Aono
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チベットのタンカ(奥)、アニッシュ・カプーア(中央)、李禹煥(左) 鏡面仕上げのカプーア作品はこの展覧会の象徴的な存在。チベットのタンカには過去、現在、未来の仏が描かれており、時間的な広がりを表す。虚空に浮かぶ点のような李禹煥の作品には絶対的な時空が内在している。
小池一子がキュレーションした小さなミュージアム「THE MIRROR COLLECTION box」の空間デザインを担当。それぞれの箱の中で参加アーティストたちが自分の空間を作って“ミニ展覧会”を開いている。会期終了後は購入できる。
オフィスだった部屋の白い壁に直接、グルーガンで描いていく名和晃平。“塗り重ねて”いくうちに少しずつ盛り上がっていく、ドローイングと彫刻の中間のような作品。このほかに物体の物理的な運動を利用して描いたドローイングを出品している。
写真作品だけで構成したスペース。街中や部屋で西野が仕掛けた、普通ならありえない光景が展開する。西野は別会場の日比谷シャンテ脇の広場に「ミラーボールカー」を設置して11月2日19時〜21時にイベントを実施、街頭をディスコに変える。
オーストリアのライディングで、写真家ローランド・ハーゲンバーグが進めている10名の日本の建築家による建築プロジェクトのひとつ、藤森照信の〈鸛庵〉の模型やスケッチ。奥の模型は丸太から削り出したもの。