Casa BRUTUS
  • BOARD

世田谷から移転。〈静嘉堂@丸の内〉が重要文化財〈明治生命館〉1階にオープン。

| Art, Architecture, Design | casabrutus.com | photo_静嘉堂文庫美術館蔵   text_Midori Yamagata   editor_Keiko Kusano

Photo Gallery写真ギャラリー

重要文化財〈明治生命館〉。1934年(昭和9年)竣工。東京美術学校(現在の東京藝術大学)の教授、岡田信一郎と弟の捷五郎が設計した古典主義様式の建物。5階分のコリント式列柱が印象的だ。1997年に昭和期の建築物として初めて国の重要文化財に指定されている。
重要文化財〈明治生命館〉。1934年(昭和9年)竣工。東京美術学校(現在の東京藝術大学)の教授、岡田信一郎と弟の捷五郎が設計した古典主義様式の建物。5階分のコリント式列柱が印象的だ。1997年に昭和期の建築物として初めて国の重要文化財に指定されている。
国宝《曜変天目(稲葉天目)》。南宋時代(12-13世紀)。3椀のみ現存する曜変天目の茶碗のなかで最も斑紋が鮮やかなもの。3代将軍、徳川家光から乳母の春日局に下賜され、彼女の死後に子孫である淀藩主稲葉家に代々伝わっており、「稲葉天目」の通称で知られている。稲葉子爵の令嬢と結婚した三井財閥の小野哲郎から小彌太が購入。「天下の名器」と崇めて生涯使うことはなかったが、小彌太の三回忌に孝子夫人の願いで曜変天目を使って献茶がなされた。このたび、新たな展示ケースと照明で展示される。
国宝《曜変天目(稲葉天目)》。南宋時代(12-13世紀)。3椀のみ現存する曜変天目の茶碗のなかで最も斑紋が鮮やかなもの。3代将軍、徳川家光から乳母の春日局に下賜され、彼女の死後に子孫である淀藩主稲葉家に代々伝わっており、「稲葉天目」の通称で知られている。稲葉子爵の令嬢と結婚した三井財閥の小野哲郎から小彌太が購入。「天下の名器」と崇めて生涯使うことはなかったが、小彌太の三回忌に孝子夫人の願いで曜変天目を使って献茶がなされた。このたび、新たな展示ケースと照明で展示される。
Loading...

Pick Up注目記事

Recommend厳選おすすめ

ワラシちゃん占い

523日のお告げ
Casa iD

登録すると、会員限定の3大特典が手に
入ります。しかも無料。今すぐ、登録を!

メルマガ登録 (無料)

本誌発売日などにメルマガをお届け!

ご登録頂くと、弊社のプライバシーポリシーとメールマガジンの配信に同意したことになります。