ART
『岡山芸術交流 2016』がスタート!
October 11, 2016 | Art | a wall newspaper | text_Naoko Aono
『岡山芸術交流 2016』は質の高いコンセプチュアルアートのほか、近現代の建築も楽しめる大型国際展。自身もアーティストであるリアム・ギリックがアーティスティックディレクターを務める。
フィリップ・パレーノのAIによる映像インスタレーション、天草のタコ漁にインスピレーションを得た荒木悠の映像、理想の家を表現したホルヘ・パルドのオブジェなどが出展される。町中にはローレンス・ウィナーやマイケル・クレイグ=マーティンらがビルの壁面などに屋外アートを設置。街の見え方を変える。
会場には〈岡山県庁〉など3つの前川國男建築が。青木淳ら日本人建築家とフィリップ・パレーノ、リクリット・ティラバーニャ、リアム・ギリックらアーティストとコラボレーションしたホテル・プロジェクトの展示もある。岡山の食が楽しめる、大学の研究室が作るオリジナルの屋台も。コンパクトにまとまっているから徒歩で回れるのも魅力の芸術祭だ。