ART
清水寺の非公開エリアも会場に！ 『ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022』3月開催。
January 20, 2022 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa editor_Keiko Kusano
5回目となる今回は、〈清水寺〉を舞台に、椿昇、宮島達男ら国際的に活躍するアーティストの作品の展覧会も行う。
大和美緒《RED DOT (BIO)》2020年。サイズ：H6000×W24000mm、素材：壁面にアクリル絵の具。
〈ARTISTS' FAIR KYOTO（アーティスツ フェア キョウト）〉は、2018年にスタートしたアートイベントだ。京都出身の現代美術家・椿昇がディレクターを務める同フェアでは、古都・京都に次世代の表現者による作品を集め、美術展とアートフェアをボーダレスに展開。これまでのアートフェアの枠組みを超え、次世代のアーティストが世に羽ばたくきっかけづくりの場として、また来場者とアーティストとのコミュニケーションを生み出す場として、年々、規模を拡大している。
面高慧《Bath #2》2019年。サイズ：H126xW126xD3mm、素材：ガッシュ、パネル。
山﨑愛彦《8da0b6》2020年。サイズ：H1620×W1620×D30mm、素材：アクリル絵の具、キャンバス。
今回のテーマは、「Singularity of Art（シンギュラリティ オブ アート）」。若手アーティストを推薦するアーティスト“アドバイザリーボード”には、宮島達男、塩田千春、ヤノベケンジらを迎えた総勢17組が名を連ねた。
竹内義博《日常的な運動》2020年。サイズ：H1620×W1303×D50mm、素材：パネル、綿布、アクリル絵の具。
ミシオ《残されたゴミに顔を描く》 2021年。記録写真。
油野愛子《Narrative (MARGUERITE) 》2021年。サイズ：H1455×W45×D1120mm、素材:スプレー、樹脂、アクリル絵の具、キャンバス。
出品アーティストは、若手アーティストを推薦する“アドバイザリーボード”と公募によって選出された46組。メイン会場となる〈京都府京都文化博物館 別館〉〈京都新聞ビル 地下1階〉は、期間中、エキセントリックな展示空間に変身、ペインティングからテクノロジーを駆使したインスタレーションまで多種多様な表現手法の作品が会場を彩る。
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