バンクシー作品をストリートごと再現した『バンクシーって誰?展』とは何か?
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《風船と少女》の再現展示。木工パネルで製作した橋の模型に、作品をプリントして再現している。

Casa BRUTUS特別編集『バンクシーとは誰か?【完全版】』より。《風船と少女》はバンクシー自身による限定のプリント版も定期的に制作されている。そのうちの1つが2018年のサザビーズオークションで出品され、落札されると同時にシュレッダーで細断された“シュレッダー事件”は、日本のお茶の間をも揺るがした。

『Aachoo!!』の再現展示。斜面に立つ家や作品の描かれた壁面などは、木工パネルで再現した。

Casa BRUTUS特別編集『バンクシーとは誰か?【完全版】』より。坂道に建つ住宅の壁に描き、斜面が水平になるよう撮影。すると家が斜めに傾いたようになり、おばあさんのくしゃみで家や男が吹き飛ばされそうになる様子を表現した。

2014年に発表された《Girl with a Pierced Eardrum》の再現展示。木工パネルで作られた壁に作品をプリントし、隣の窓も再現した。左下のシャッターも、木工パネルで再現している。

Casa BRUTUS特別編集『バンクシーとは誰か?【完全版】』より。撮影はコロナ禍前の2019年12月で、マスクはまだ描かれていなかった。本来真珠のイヤリングがあるべきはずの場所に、壁に付けられた黄色い警報機が位置している。英国のセキュリティ産業を揶揄した作品だ。photo_Yuji Ono
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