固定観念から解き放たれた先にある表現。開催中の『ポコラート世界展』とは?
August 10, 2021 | Art | casabrutus.com | photo_MIAYJIMA Kei text_Akiko Miyaura editor_Keiko Kusano
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![約2年をかけて独自の視点でキュレーションし、240点あまりの創作が集結した。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F07%2F0730pokorart17_1104.jpg&w=3840&q=75)
約2年をかけて独自の視点でキュレーションし、240点あまりの創作が集結した。
![〈アーツ千代田 3331〉の1階ギャラリーが会場。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart15_1104.jpg&w=3840&q=75)
〈アーツ千代田 3331〉の1階ギャラリーが会場。
![金髪の少女、マダム、アジアの壮年……老若男女問わず様々な人物に扮したトマシュ・マフチンスキの作品《無題》。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart02_1104.jpg&w=3840&q=75)
金髪の少女、マダム、アジアの壮年……老若男女問わず様々な人物に扮したトマシュ・マフチンスキの作品《無題》。
![ハラルト・シュトファースの《無題》は、楽譜のように見えて、実は親愛なる母に当てたドイツ語の手紙。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart03_1104.jpg&w=3840&q=75)
ハラルト・シュトファースの《無題》は、楽譜のように見えて、実は親愛なる母に当てたドイツ語の手紙。
![シュトファースの思いの強さに比例し、作品の長さは6m50㎝にも及んだ。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart16_1104.jpg&w=3840&q=75)
シュトファースの思いの強さに比例し、作品の長さは6m50㎝にも及んだ。
![武田拓《はし》。箸を挿したいという衝動が当時の最優先事項であり、一番の興味だったが、2ヵ月ほど続けたのち、作者はパタリと興味を示さなくなったという。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart04_1104.jpg&w=3840&q=75)
武田拓《はし》。箸を挿したいという衝動が当時の最優先事項であり、一番の興味だったが、2ヵ月ほど続けたのち、作者はパタリと興味を示さなくなったという。
![ローラ・デルヴォーの《無題》。人型の石膏像に出会って母性本能をくすぐられ、巻く、包むという行為によって制作された作品。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart05_1104.jpg&w=3840&q=75)
ローラ・デルヴォーの《無題》。人型の石膏像に出会って母性本能をくすぐられ、巻く、包むという行為によって制作された作品。
![母を亡くし、失意のどん底にいたマルク・モレは母の遺品を集め、自分で調合したのりで固めた。母の分身でもあるこの《ママンのコラージュ》に朝晩必ず祈りを捧げたという。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2F0730pokorart06_1104.jpg&w=3840&q=75)
母を亡くし、失意のどん底にいたマルク・モレは母の遺品を集め、自分で調合したのりで固めた。母の分身でもあるこの《ママンのコラージュ》に朝晩必ず祈りを捧げたという。
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