ART
アートで『2001年宇宙の旅』を問い直す展覧会。
February 1, 2021 | Art | casabrutus.com | text_Akio Mitomi editor_Keiko Kusano
映画『2001年宇宙の旅』で提示されたモノリスやHAL9000の謎を、アート作品を通して問い直すユニークな展覧会『2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ』が2月19日より、東京・表参道の〈GYRE GALLERY〉で開催される。
2001年から20年が経った2021年、インディペンデント・キュレーター飯田高誉の企画によるグループショー『2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ』が開催される。
1968年公開のスタンリー・キューブリック監督作品『2001年宇宙の旅』は、人類の進化とテクノロジーの暴走をテーマにしたSF映画の傑作だ。黒い石板モノリスに触れたヒトザルが動物の骨を武器にすることで人類へと進化、2001年には月に人類が住むほど科学が発展する。モノリスの謎を解明するため木星探査に出発した宇宙船ディスカバリー号で、コンピュータのHAL9000が乗組員に反乱を起こす。
1968年公開のスタンリー・キューブリック監督作品『2001年宇宙の旅』は、人類の進化とテクノロジーの暴走をテーマにしたSF映画の傑作だ。黒い石板モノリスに触れたヒトザルが動物の骨を武器にすることで人類へと進化、2001年には月に人類が住むほど科学が発展する。モノリスの謎を解明するため木星探査に出発した宇宙船ディスカバリー号で、コンピュータのHAL9000が乗組員に反乱を起こす。
本展では宇宙を閉じ込めた罐詰、宇宙で臓器の機能を拡張するコルセット、見捨てられたキャラクターが月面をさまよう映像、人間以外の知性と生命を探求した作品など9組のアーティストによる作品を展示。現代の視点から『2001年宇宙の旅』を読み解き、観るものの問題意識に訴えかける。
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