山下めぐみのロンドン通信|建築・デザイン賞で振り返る、イギリスの2018年。
January 16, 2019 | Architecture, Design | casabrutus.com | text_Megumi Yamashita
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RIBAスターリング賞を受賞したフォスター&パートナーズ設計のブルームバーグ本社
ロイヤル・ゴールドメダルを受賞したニーヴ・ブラウン。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ルイス・カーンなど、歴代の受賞者が名を刻む王立建築家協会の壁の前にて。受賞後程なく88歳で天に召された。
1978年に完成した低層型区営住宅〈アレキサンドラ・ロード・エステート〉。建設の長期化や予算オーバーなどを責任転嫁され、これを最後にブラウンの作品は国内にない。住民や関係者のキャンペーンにより、ようやく名誉挽回の受賞となった。
ブルームズバーグ・ヨーロッパ本社。石とブロンズを纏った超高級仕様かつ超エコ設計。2つのビルの間にアーケードがあり飲食店などが入居する。
天窓と螺旋状のスロープがあるブルームズバーグの内観。
ブルームズバーグのレセプション部にあるオラファー・エリアソンのアート。この他にも館内にはアートが点在する。
受賞は逃したが、注目を集めたユダヤ教徒用墓地と斎場〈Bushy Cemetery〉は、Waugh Thistleton Architectsの作品。
自然の中にあり、自然に還ることを表現した建築。
壁は土を突き固める方法(版築)で作られている。
初回のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ建築賞を贈られた長谷川逸子。80-90年代にはザハ・ハディットやリチャード・ロジャースらを相手に、国際コンペで戦ってきた。
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