ARCHITECTURE
20年ごとに生まれ変わる〈伊勢神宮〉の建築に迫る。
February 2, 2018 | Architecture | casabrutus.com | photo_ (c) 神宮司庁 text_ Naoko Aono
20年ごとにすべて建て替えるという世界でも稀な建築である〈伊勢神宮〉。その式年遷宮に携わった神宮技師と建築家、佐野文彦のトークが開催されます。〈伊勢神宮〉の建築や場が現代に伝えるメッセージとは?
古いものにこそ、現代を生きる知恵が息づいている。とりわけ、20年ごとに「式年遷宮」を繰り返してきた〈伊勢神宮〉は2000年の時を超えて古代の人々の知識を伝え、その時代にあわせて微調整を行ってきた。
「VR Visionary Talk 伊勢神宮シリーズ」はこの伊勢神宮の関係者とデザイン、建築、ライフスタイルの各界で活躍するゲストによるトークシリーズ。2回目のテーマ「建築」では建築家/美術家であり、数寄屋大工の経験もある佐野文彦が登場する。講師は伊勢神宮営繕部の神宮技師として1993年の第61回、2013年の第62回の神宮式年遷宮御造営工事に携わった宇津野金彦。伊勢神宮の建築的な特徴や構造をよく知る人物だ。
伊勢神宮の式年遷宮は社殿を造り替えるだけでなく、敷地も移動する。神の住まう家を動かすのはなぜか、伊勢神宮が現代の建築や場という概念に対してどのようなメッセージを発しているのかを語り合う。
「VR Visionary Talk 伊勢神宮シリーズ」はこの伊勢神宮の関係者とデザイン、建築、ライフスタイルの各界で活躍するゲストによるトークシリーズ。2回目のテーマ「建築」では建築家/美術家であり、数寄屋大工の経験もある佐野文彦が登場する。講師は伊勢神宮営繕部の神宮技師として1993年の第61回、2013年の第62回の神宮式年遷宮御造営工事に携わった宇津野金彦。伊勢神宮の建築的な特徴や構造をよく知る人物だ。
伊勢神宮の式年遷宮は社殿を造り替えるだけでなく、敷地も移動する。神の住まう家を動かすのはなぜか、伊勢神宮が現代の建築や場という概念に対してどのようなメッセージを発しているのかを語り合う。
スピーカーの佐野文彦。1981年生まれ。伝統と現代をかけあわせ、新しい日本の価値観を作ることをめざしている。
『VR Visionary Talk 伊勢神宮シリーズ第2回 杜/社殿』
2月21日(水) 19:00〜20:30
スピーカー:佐野文彦(建築家・美術家)、宇津野金彦(神宮司庁〔伊勢神宮〕営繕部)
受講料:3,500円(税込)
定員:130名
〈アカデミーヒルズ〉