ARCHITECTURE
地面を持ち上げたようなダイナミックな曲線を描く〈民族学博物館〉が完成。
『カーサ ブルータス』2022年10月号より
September 14, 2022 | Architecture | window on the world | photo_György PALKÓ text_Yumiko Urae
地面を持ち上げたようなダイナミックなカーブを描き、存在感を放つ〈民族学博物館〉がブダペストに完成した。
景観に配慮し、60%を地中に埋めた建物は〈ナプール・アーキテクト〉による設計。広々とした空間に世界各地から集めた20万点におよぶ民族学コレクションを展示する。屋上には芝生に覆われたコミュニティスペースも。市民公園と都市とをつなぐ新たなランドマークの誕生だ。
〈Néprajzi Múzeum/Museum of Ethnography〉
1146, Budapest Dózsa György út Ötvenhatosok tere TEL (36) 30 378 1582。10時〜18時(木〜22時、土・日〜21時)。月曜休。
