ARCHITECTURE
いい建築は、いい弁当箱!? 名建築のお弁当化プロジェクト。
『カーサ ブルータス』2022年8月号より
| Architecture, Food | a wall newspaper | photo_Wataru Kakuta text_Housekeeper
あの名建築をお弁当箱にする、前代未聞のプロジェクトが始動。デザインを手がける「建築弁当設計室」の4人組に、その全貌を聞きました。
藤本壮介の《Tokyo Apartment》は、小さなイエ型が積み重なった集合住宅。最小単位のスペースを小さな弁当箱とし、6つ集めて一つの大きな弁当箱に。
多様な文化の具材が一つの部屋に押し込められるのではなく、独立しながら隣り合う、まさに現代の東京のような作り。
その発想はなかった！ と思わずうなるびっくりプロジェクト「建築弁当」。建築のスケール感を揺さぶる精緻さに驚くのだが、このお弁当、ただ模型に具材を詰めてあるわけではない。建築の設計コンセプトが食べることできちんと再現できるようになっており、作り手のあふれる“建築愛”が感じられるのだ。手がけたのは、建築やデザイン学科出身の4人組ユニット「建築弁当設計室」。彼らに制作への思いを聞いてみた。
Loading...
Loading...
