ARCHITECTURE
吉村順三設計のキャンパスがドキュメンタリー映画に。
August 15, 2016 | Architecture, Culture | a wall newspaper | text_Yoshio Suzuki editor_Yuka Uchida
英国の映像作家が撮った、モダン建築でのキャンパスライフ。あいちトリエンナーレ2016に合わせて名古屋で上映される。
愛知県立芸術大学は名古屋市に隣接する長久手市の小高い丘の上にある。開学は1966年、校舎は日本モダニズム建築の旗手、吉村順三の設計である。
2014年、ロンドンの現代美術ユニット、グラハム・エラード&スティーブン・ジョンストンがここで『For an Open Campus(オープンキャンパスのために)』を4週間かけて撮影した。丘の上での大学生活、講義室やアトリエの間を行き来する学生の姿や大学祭のために建てた小屋などを解体する様子が捉えられた。
日常的な大学生活が見られる一方、巨大ドローイングを描いたり、景観モデルを共同制作する様子も記録され、そんな制作に没頭する学生たちの姿はクローズアップで撮影されている。固定されたカメラと手持ちのカメラで16mmフィルムに焼き付けられた。
築50年を迎えた建物は耐震補強工事とそれに伴う改修が進む。その点でも貴重な記録となっている。
2014年、ロンドンの現代美術ユニット、グラハム・エラード&スティーブン・ジョンストンがここで『For an Open Campus(オープンキャンパスのために)』を4週間かけて撮影した。丘の上での大学生活、講義室やアトリエの間を行き来する学生の姿や大学祭のために建てた小屋などを解体する様子が捉えられた。
日常的な大学生活が見られる一方、巨大ドローイングを描いたり、景観モデルを共同制作する様子も記録され、そんな制作に没頭する学生たちの姿はクローズアップで撮影されている。固定されたカメラと手持ちのカメラで16mmフィルムに焼き付けられた。
築50年を迎えた建物は耐震補強工事とそれに伴う改修が進む。その点でも貴重な記録となっている。
〈For an Open Campus(オープンキャンパスのために)〉
9月6日〜24日、愛知県立芸術大学サテライトギャラリーで公開。