ARCHITECTURE
この夏、必見の『HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION』。
August 12, 2016 | Architecture | a wall newspaper | text_Naoko Aono
15の企業と13組の建築家・クリエイターが協働し、13の家を提案する『HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION』。個人と集団の在り方に着目した「CO-DIVIDUAL」をテーマに、建築家の知恵や企業の技術を紹介する。
例えばAirbnbと長谷川豪は地域のコミュニティースペースとAirbnbの宿泊スペースがある家をつくる。地元の人と外から来た人との新しい関係性を築く家だ。過疎化・高齢化に悩む房総半島の里山には無印良品とアトリエ・ワンが「棚田オフィス」を提案。農家以外の人が米作りを手伝うことで、米文化を通じた交流ができる。大東建託と藤本壮介は共有部を広くとった賃貸住宅のプランを見せる。広々としたキッチンやシアタールームが使えて、より豊かに暮らせる。その他に坂 茂、永山祐子、プラントハンターの西畠清順らが参加。長谷川豪が設計した、麻のテントが気持ちいいカフェも。住宅や都市の新しい在り方を提案する。