ARCHITECTURE
シャンゼリゼのマクドナルドが、洗練デザインで再生！｜PARIS
July 13, 2016 | Architecture, Food, Travel | Window On The World | photo_Renaud Callebaut text_Chiyo Sagae
日に5,000人が訪れ、世界一の売り上げを誇るシャンゼリゼのマクドナルドを、パトリック・ノルゲが大改革！
アーティスト、フランク・ヒュルスボメールによるライトボックスが優しい光で店内を満たす。 Light box visuals by SND & Frank Hülsbömer
今回のフレンチ旗艦店のデザイン大刷新は今後4年間にフランスの店舗のほとんどがこれに倣うという肝入り企画。「徹底的かつ決定的な現代性を」と従来の2階分の客席に新設の屋外テラスを加えて空間の快適さを追求。特筆すべきは鉄筋コンクリート、鉄板、金網に特化した内装のマテリアルの潔い選択だ。むき出しの素材とそれらを包む彩色されたライトボックスの光がシャープなコントラストを生み、驚くほどモダンに。建築の一貫性を考慮してノルゲがデザインした店内の家具もシンプルで快適。空間に見事に溶け込む。
金網、鉄板、コンクリートが生む未来派空間。
タッチパネルで迅速な注文を可能に。
〈McDonald’s〉
140 Ave. des Champs Elysées 75009 Paris。7時〜翌2時。無休。公式サイト
