岡山県蒜山高原で、隈研吾が提案する資源活用の新たな可能性。
『カーサ ブルータス』2021年9月号より
| Architecture, Design | window on the world | photo_Makoto Ito text_Housekeeper
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光が注ぎ、風が抜ける半屋外仕様の〈風の葉〉。パネルの素材は、木材を直交して重ねたCLT(直交集成板)。節の多い木材を活用でき、資源の有効利用が可能。

〈サイクリングセンター〉は茅のほか〈風の葉〉と同様のパネルを採用。

建物内の天井やカウンターにも茅を使用。上から押し迫るような茅が空間に迫力をもたらす。

隣接する〈蒜山ミュージアム〉には、隈研吾建築都市設計事務所の建築模型やアートを展示。

ミュージアムの階段に施された木組みは圧巻。

〈風の葉〉のパネルと同じ素材を緻密に積み重ねたミュージアムの軒も見どころのひとつ。