ARCHITECTURE
〈ル・コルビュジエ・センター〉にて、コルビュジエとチューリッヒのつながりを知る展覧会がスタート。
June 11, 2020 | Architecture, Design, Travel | casabrutus.com | text_Yumiko Urae
スイス・チューリッヒ湖畔に佇むル・コルビュジエの遺作〈ル・コルビュジエ・センター〉にて、チューリッヒにまつわる巨匠の作品や写真の数々を展示する企画展が6月9日よりスタート。
自らの作品を展示するために建てられ、1967年に完成した〈ル・コルビュジエ・センター〉。昨年から夏の期間に、〈チューリッヒ・デザイン・ミュージアム〉のキュレーションによる企画展が開催されている。その第2弾となる『ル・コルビュジエとチューリッヒ』展が、6月9日よりはじまった。
この建物の建設を依頼したインテリア・デザイナーでギャラリストのハイジ・ウェーバーや、パリのル・コルビュジエ事務所で勤務後チューリッヒに戻り、ル・コルビュジエのバイオグラフィーも含む作品集を執筆した建築家のウィリー・ベージガー、1928年にスイスのモダニズム運動「CIAM」を共に立ち上げた美術史家ジークフリード・ギーディオンなど、チューリッヒの友人たちはル・コルビュジエのキャリアや人生に大きな影響を与えている。
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